那須塩原市議会 2019-11-28 11月28日-05号
しかし、その後も事故は続き2013年に福岡市で発生した診療所火災では、防火扉が全て作動しないという事故があり、防火シャッター事故の再発防止策として2014年6月に建築基準法が改正され防火設備の専門的な検査基準と資格者制度が導入され、一定の規模以上の施設に設けられた防火設備については国が一律検査対象として指定することになりました。
しかし、その後も事故は続き2013年に福岡市で発生した診療所火災では、防火扉が全て作動しないという事故があり、防火シャッター事故の再発防止策として2014年6月に建築基準法が改正され防火設備の専門的な検査基準と資格者制度が導入され、一定の規模以上の施設に設けられた防火設備については国が一律検査対象として指定することになりました。
2013年10月の福岡市の診療所火災事故に対する再発防止策として、防火設備の維持管理に関する規定が強化されました。この火災の被害拡大の主な要因は、温度ヒューズ、または感知器と連動する防火扉が全て作動しませんでした。自動火災報知機などについては、消防法による消防設備点検が定期的に行われていましたが、防火扉などの防火設備そのものの点検は一度も行われていませんでした。
この改正の背景には、福山市のホテル火災、長崎市のグループホーム火災、福岡市の診療所火災など多数の死者が出る火災事故が続いておりました。これらの事故の被害が拡大した原因の一つとして、建築物が適法な状態で管理されていないことが挙げられています。